Chikuwaのつぶやき

クラシック音楽、言語、ドイツ、物理など、雑食性です

M1 Mac TerminalプロンプトでARMネイティヴモードとRosetta使用モードを明示させる

Intelプロセッサ向けのソフトをM1 Mac上で動かそうとすると、Rosetta2が起動して「翻訳」しながら動作する。Terminalで作業している時に、

ARM64(ネイティヴ)で動いているのかx86_64(Rosetta2)で動いているのか

を知りたいことがある。Terminalでuname -mとしても確認できるが、Terminalのプロンプトに常に表示させれば毎回確認しなくても済む。

~/.zshrcファイルを編集

このファイルはホームディレクトリ(\User\usr)にある。ファイル名の頭にドットが付いていることから分かるように、これは隠しファイルなので、Terminalでlsコマンドを実行しても表示されない。ls -aとすると表示される。テキストエディタで次の行を追加する:

PROMPT="$(uname -m) %~ $”

モードの切り替え

arm64→x86_64→arm64とモードを切り替えるには次のコマンドを使う:

f:id:Chikuwa04:20210515033105p:plain
ARMとIntelのモード切り替え

おまけ

なおlsコマンドで表示されるファイル名・フォルダ名は、ls -Gコマンドで種類ごとに色分けできる。いつもこのオプションを入力するのは手間なので、僕はどこかのサイトから拾ってきた

export CLICOLOR=1
export LSCOLORS=DxGxcxdxCxegedabagacad

という設定も.zshrcファイルに書き込んである。