Chikuwaのつぶやき

クラシック音楽、言語、ドイツ、物理など、雑食性です

ドイツ 長期滞在ビザ申請体験記 2021

春からドイツ企業で働くため、2021年2月9日に在日ドイツ大使館にてビザ申請を行ってきました。

なぜ国内で申請?

日本人であれば本来ならドイツ渡航後に現地で申請すれば良いのですが、新型コロナの影響で入国審査も厳しく、門前払いのリスクを避けるため日本でビザを取得してから渡航することにしました。

前提

この3月に大学院修士前期課程を修了予定の学生です。
事前に就職先の企業がBundesagentur für Arbeitへ申請をし、Vorabzustimmung(この人はドイツで働いていいですよという事前承認)を入手してくれていました。僕の場合にはBlaue Karte EUの適用対象でした。Bundesagentur für Arbeitからの承認が無い場合には以下のようにスムーズには行かないかも知れません。その他色々な要因で必要書類ややり方は異なるかも知れませんので、あくまで個人の体験記としてご参考ください。

大使館の予約

このページから予約を取って行きました。割と予約は埋まっており、朝8:00~8:30という地方在住者には厳しい時間帯になってしまいました(夜行バス利用)。

提出した書類

  • パスポート
  • 手数料 75EUR
  • Bestätigung ausländischer Arbeitnehmerinnen und Arbeitnehmer(Bundesagenturの事前承認)原本
  • 大学の卒業証明書 原本
  • 大学院の修了見込み証明書 原本
  • レターパック520(ビザのついたパスポートを郵便で返送してもらうため)

以下のセットは2部ずつ用意

  • パスポートの顔写真ページのコピー
  • 証明写真(パスポート同様に厳しい基準があるので注意)
  • Application form for long term visa、サインしたもの
  • CV of professional career, including certificates, diplomas, etc.
  • Bestätigung ausländischer Arbeitnehmerinnen und Arbeitnehmer(Bundesagenturの事前承認)コピー
  • 大学の卒業証明書 コピー
  • 大学院の修了見込み証明書 コピー
  • Arbeitsvertrag(労働契約書)コピー
  • declaration
  • Erklärung zum Beschäftigungsverhältnis(労働条件と企業についての説明、Vorabzustimmung申請時に使われた書類)

詳細やテンプレート入手はこちらから:
就労・研修・研究滞在ビザ - ドイツ外務省
EU Blue Card - ドイツ外務省

手数料支払い

窓口がクレジットカード払いに対応していて関心したのですが、EUR引き落としなのでカードの海外手数料はかかってしまいます。現金で日本円で払った方がよかったかもと若干後悔しています。

今後の予定

担当者によると、問題なければ2週間程度でビザは発給されるとのこと。郵送で自宅まで送られてきます。日本で申請できるのは6ヶ月間のみ有効なNationale Visaなので、ドイツ渡航後にBlaue Karteに切り替えてもらう予定です。